これまでに出た導和音を表にまとめる。
譜はC主音のもの。
表を見て解るように、各音階にはそれぞれ基本形、異向形の34導和音がある。
陽音階に関しては、
民であれ律であれ、(異)導音を中音としたU34、Z34を使うことができる。
またコンジャンクション型でも異導和音として34導和音を使うことができる。
コンジャンクション型の場合、主和音で省略和音を使えば、
導→主和音への進行は基本音階であるディスジャンクション型と同じ形になる。
陰音階に関しては、
基本形の場合正規の導和音の代わりに増4度を含む+34導和音を使うことができ、
また異向形の場合は増4度を含まない34導和音を使うことができる。
導音の位置から34導和音をまとめると、
(異)導音が主音と長2度ならば、34導和音が使える。
(異)導音が主音と短2度ならば、+34導和音が使える。