基本音階のうち、
導音が | 2度上行 | して主音に達する音階を | 上行音階 |
導音が | 2度下行 | して主音に達する音階を | 下行音階 |
民謡音階 | と | 琉球音階 | は | 上行音階 |
律音階 | と | 都節音階 | は | 下行音階 |
上行音階が下行するとき
下行音階が上行するとき
基本形の音でない音を使うことがある。
この音を異向形導音と呼び、
異向形導音を使った形を異向形(音階)と呼ぶ。
また、それぞれの音階は、
琉球音階下行形 | を | 琉下 |
民謡音階下行形 | を | 民下 |
律音階上行形 | を | 律上 |
都節音階上行形 | を | 都上 |
音声は上の譜と下の譜を繋げたものになっている。
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基本形と異向形はもちろん独立して存在するわけではなく、曲の中で混在する場合の例を示す。
導2と異導は続けてはいけない。
具体的には2度で隣り合う中間音を続けて鳴らしてはいけない。
伝統曲では、音階によって頻度に差はあるものの、ときには見かけることがある。