伝統曲では転調の印となる特徴音が出る前に、元の調と新しい調の共通音が鳴らされる。
そのような共通音の旋律を経時的表現とすれば、これを同時に表すのが共有和音となる。
a, T=T
元の調の主和音が新しい調の主和音になる。
主和音同士の共有は同主調の関係になる。
T調の全て→T調以外の全ての調
b, T=W
主和音は完全4度和音なので新しい調のWとなるのはX上行陽調の関係になる。
異向形の和音(核3和音)を使えば下行調も可能。これはカッコに入れる。
T調の全て→X民(律上・都上)
c, T=X
主和音が新しい調のXとなるのはW下行調の関係になる。
異向形の和音(核3和音)を使えば上行調も可能。これはカッコに入れる。
T調の全て→W律(民下・琉下)
d, T=Z
主和音が新しい調のZとなるのはMU民調。
陰音階(U琉)のZは完全4度和音ではないため。
T調の全て→MU民
e, T=U
主和音が新しい調のUとなるのはmZ律調。
陰音階(Z都)のUは完全4度和音ではないため。
T調の全て→mZ律
a, U=T
既出の導和音のうち、主和音に成り得る完全4度和音のUを持つのは下行陽音階のみ。
T律→MU調全て
b, U=W
T律→MY民(律上・都上)
T都→mY琉
c, U=X
T律→MX律(民下・琉下)
d, U=Z
T律→MV民
e, Z=T
既出の導和音のうち、主和音に成り得る完全4度和音のZを持つのは陽音階のみ。
T民→mZ調の全て
f, Z=U
T民→mY律
g, Z=W
T民→W民(律上・都上)
h, Z=X
T民→mV律(民下・琉下)
T琉→MV都
a, W=T
既出の核2和音のうち、主和音に成り得る完全4度和音のWを持つのは上行陽音階と異向形の下行陰音階。
T民(都上・律上)→W調の全て
b, W=U
T民(都上・律上)→mV律
T琉→MV都
c, W=X
T民(都上・律上)→mZ律(民下・琉下)
d, W=Z
T民(都上・律上)→X民
e, X=T
既出の核2和音のうち、主和音に成り得る完全4度和音のXを持つのは下行陽音階と異向形の上行音階。
T律(琉下・民下)→X調の全て
f, X=U
T律(琉下・民下)→W律
g, X=W
T律(琉下・民下)→MU民(律上・都上)
h, X=Z
T律(琉下・民下)→MY民
T都→mY琉